- スーダン北部ドンゴナーブ湾におけるジュゴン音響調査
(2011/6/23-2011/7/2・スーダン)
総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員・ 市川光太郎
6月23日 関西国際空港から出国
6月24日 ハルツーム空港に到着した
6月25日 ポートスーダンへ移動した
6月26日 魚市場にて現地漁民への聞き込みを行った
6月27日 紅海大学にてAbdelmoneim氏はじめ紅海大学臨界実験所のスタッフと研究協力体制を整備するための打ち合せおよび現地調査の打ち合せを行った。
6月28日 ドンゴナーブ湾へ移動し、マングローブ林に隣接する海草藻場の視察を行った。ドンゴナーブ村において、現地漁民にジュゴンの目視情報についてインタビューを行い、ジュゴンが目視されている情報を入手した。20:00からドンゴナーブ湾内の海草藻場へ自動水中音録音機を設置し、水中音の録音を行った。インタビュー調査によってジュゴンの生息が確認され、音響調査から調査海域の音響的な環境を調べることができた。今後、ドンゴナーブ湾におけるジュゴン調査を進めていくにあたって、有益な情報を収集することができた。
夏季のうちにもう一度現地を視察し、ジュゴン調査を実施するのに最適な海域を絞り込む必要がある。
6月29日 ドンゴナーブ湾内に設置した自動水中音録音機を回収した。ポートスーダン南部に生育するマングローブ林とそこに隣接する海草藻場の視察を行った。
6月30日 ハルツームへ移動した
7月1日 スーダンを出国した
7月2日 関西国際空港に到着した
▲ドンゴナーブ湾にて音響調査を実施した。 |
▲ドンゴナーブ湾に繁茂していたベニアマモ。 |