- 平成23年度マングローブ班の調査計画、第一回打ち合わせ
(2011/4/15-4/16) 総合地球環境学研究所・プロジェクト研究員・中村 亮
平成23年4月15日から16日の期間、岡山大学農学部の吉川賢教授の研究室にて、本年度第一回目のマングローブ研究班の打ち合わせをおこなった。参加者は、吉川・寺南・吉森・石原(岡山大学)、小見山(岐阜大学)、中島(和歌山大学)、松尾(三重大学)、縄田・市川・中村(地球研)であった。
現地調査を予定しているスーダン、エジプト、サウジアラビアの国内情勢や対象地域の治安、交渉状況等の情報交換や現地調査日程の確認、ラクダの被食圧調査用防護柵の設置方法の相談、観測項目の検討等をおこなった。
縄田によるスーダンのマングローブ状況についての報告をもとに、スーダンでのマングローブ調査について具体的な意見交換をした。また、岐阜大学小見山教授によるマングローブの生態についての研究レビューを聴講することで、マングローブの地上部・地下部のバイオマス配分の特徴やマングローブ林の炭素蓄積量等についての知見を得ることができた。さらに、ラクダの被食量の測定あるいは推定方法についてのアイディアを交換することができた。
▲吉川研究室での打ち合わせ風景